城ドラフェス2016in福岡 リアルグルチャリーグ 動画+分析・感想
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遅くなりましたが、先日行われた城ドラフェス2016in福岡のグルチャリーグの決勝についての感想をつづりたいと思います。
先鋒戦
腕比べOFFのタッグです。
ケルベロスとセイレーン強いなぁって感じですかね。
最後は3個の砦を制圧していた覚醒えりぴめの勝利です。
大会でドローになった時は
占領している砦の数→余った召喚コスト→キャラの頭数
で決着がつきます。
Nine statesの方は召喚コストをたくさん余らせようとして、最後に剣士を召喚しなかったようにも見えます。それが仇となって、砦を取られて負けてしまったかなと。
セイレーンで相手キャラを何体か眠らせることに成功したのも大きかったですね。
以前はセイレーンは使いづらかったですが、最近は十分活躍してくれますね。
城前に迎撃キャラとかも出されていなかったし、青チームはもっと積極的に騎馬兵をとばしていっても良かったと思います。そうすることで、コスト勝ちを狙いながら相手の視線を城前に集中させることができます。
もう1つもったいなかったのは、ドラゴンライダーの出し方ですね。
右から2番目の砦の真上くらいにライダーを召喚しています。おそらく、砦を守りたいという意識が強かったからだと思います。その結果、中盤以降ライダーがスルーされてしまう場面がありました。
スルーされないためにはもう少し真ん中の方に召喚したらよかったでしょう。そうすることで、1番右の砦を守るのにも役に立ち、スルーされづらくなります。
覚醒えりぴめチームはゴーレム人形を出したので、勝ち点が2倍です。スーパーひとしくん人形かよ。
次鋒戦
腕比べOFFのソロです。
ひろちさんはリザードマンリーダーです。珍しいですね。リーダーのリザードマンには2コストのキャラでは止まらないので、散らして出してコスト勝ちを狙おうという作戦だったと思います。
豊さんの緊張が最初のキャラの出し方から伝わってきます。砦を取りにいこうかどうか迷ったのでしょうか。
結果的に騎馬兵を持っているひろちさんに砦は取られてしまいます。
赤チームが城と1砦の間ぐらいにゴーレムを召喚していますね。このゴーレムはすごく上手な出し方だったと思います。これがもう勝負の決め手だと思います。
このゴーレムで1体で
・騎馬兵に対するけん制
・1砦のディフェンス
・流れてきたキャラを倒す
という3つの役割を果たしています。
ひろちさんはワイバーン持ちです。間違いなく3確ワイバーンでしょう。ワイバーンにどう対処していくかは見どころでした。
マーマンで対処していました。最近マーマンはかなり強いと思います。飛行キャラをたおせるのはもちろん、相手のキャラに近づくと後退します。
そして、自軍に引き込んでゴーレムで倒すという動きが何回も決まっていました。これでじわじわとコスト勝ちしていきました。
逆にリザードマンの悪い所が出た試合だったとも思います。リザードマンのスキル「ブットバシ」で敵をぶっ飛ばし、自らゴーレムにあたりにいくような形になってしまいました。
結果的にタイマンが強いゴーレムに対し、小型キャラが1体ずつ突っ込んでいくという1番おいしくない展開になってしまいました。
そうして、どんどんコスト負けが重なっていき、最終的に豊さんが押しきる形で落城勝利。ゴーレムとマーマンのコンボ強いですね。
中堅戦
最初はお互いに2砦まで取る展開。
Nine statesはアンチキャラが多いバトルバルーンをいきなり、召喚していきました。おそらく、相手にアンチキャラを出させる→それに対しさらにアンチキャラを出すというふうに展開を作っていきたかったのでしょう。
青チームがクラーケンを持っていたことから、
バルーンを出す→相手にタートルキャノンを出させる→タートルキャノンをクラーケンで倒す
という展開にしたかったのかなと思います。
ところが、赤チームにヴィーナスを出されてしまい作戦が狂いました。そのまま、流れを戻すことができずに押されて負けてしまいます。
もう1つの青チームの敗因なんですが。。。
赤チームは割と早い段階で上の方にヴィーナス、マザースパイダー、キメラと大型キャラを全て召喚します。
それに対して正面からぶつかっていったのが、おいしくなかったかなと思います。
進撃キャラはヴィーナスだけなので一旦ラインを下げて、マザースパイダーとキメラから離れてラスト40秒くらいから砦を奪い返しにいくのが良かったと思います。
それと並行して下のラインにキャラを召喚しても良かったと思います。なぜなら、赤チームのコストが上に集中していたからです。
下のラインにキャラを出すと、相手は大型キャラを使わずにそれを止めなければいけなくなります。
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ここまでいろいろと書きましたが、ここに書いたことは少し的外れです。
というのもおそらく、ここに書いたことは私が指摘するまでもなく、大会に出ている皆さんは分かっていることなんです。
では、なぜ出来ていないのか。
それは大会のプレッシャーです。
決勝戦進出チームの意気込みは…?!#城ドラフェス pic.twitter.com/pfrH30c15b
— 【公式】城ドラフェスティバル2016 (@FesShirodora) 2016年4月2日
なんせこんなに大勢の人に見られながらプレイしていますからね(笑)。
城ドラは普通にやっていてもきわどい判断を迫られるゲームです。それをこんな環境でやっているんです。
そりゃあ判断も狂うでしょう。
大会のリプレイだけみると、決勝でも所々ミスが見受けられます。でもそれはプレイヤーの皆さんが弱いわけではありません。大会のレベルが低いわけでもないです。
プレッシャーにやられているんです。
城ドラの大会はメンタルの強さを争う大会なんです。
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